NHLの歴史と現在

アメリカンスポーツの中でも4大スポーツとして人気があるものについてお話してきましたが、次はNHLについてお話しましょう。
これはプロアイスホッケーリーグです。
プロリーグが設立されるまでには、隣接しているカナダとの間で若干論争になった時期があったようです。
こうした時期を経て、1900年代の初めに設立されることとなりました。
気候の影響も手伝って、最初はカナダ内に複数のチームがあり、その中で選手の引き抜き合いが行われるなど、紛争は続いていたようですが、人気が出てくるにしたがって、北米を中心に他の地区にも参加チームが増えました。
ところが、世界恐慌や第2次世界大戦などがあり、参加しているチームも激減してしまいました。
そして戦後には、別のリーグが発足する、という状況も生まれ、互いにファンの獲得のために競走しあうという時代もありました。
きちんと一本化されたのは、一方のリーグが70年代の終わりに解散することになってからです。
ただし、地域的な偏りがあるスポーツである、ということは変わりがないため、カナダやそれに近い北米の地域にチームもファンも偏りがち、という指摘もあります。
また、様々な問題があり、ほかの3大スポーツと比べると、人気にかげりが見える状態だといわれることもあります。
現在NHLについて私たちがよく知っていることといえば、労使紛争なのではないでしょうか。
一本化されたあと、テレビの放映なども手伝って、NHLは人気を誇るようになりました。
こうなると、いい選手を獲得したい、という気持ちも強くなり、自然と選手の年棒が高騰するようになります。
それがチームの経営を圧迫することになり、契約のトラブルも頻出してくるようになるのです。
これはNHLに限らず、プロスポーツが抱えている問題点の一つでもあるのですが、NHLでは選手の年棒が異常に高騰し続けてしまったこともあり、どうにもならない状態にまでなってしまったようです。
最近では2004年に起こったストライキが印象的なのではないでしょうか。
選手会と経営側が対立してしまったために、練習場所などを経営側が封鎖。これによりシーズンが開幕しても試合ができない、という異常事態が続きました。
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